Nikon のウェブサイトを見たユーザーは知っているかもしれませんが、Nikon 1 V3 が生産終了しました。と言っても Vマウント規格は今後も継続されるので、Vマウントカメラのユーザーの方々は心配無用です。
さて、今回はニコンのカメラマウントの話なのですが、海外で開催されている CES で、ニコンの新しいレンズマウントの情報が出てきました。
【掲載情報】Nikon Z・Z-Nikkor の掲載情報、随時更新中です。
- ▼ Nikon Z:リーク情報
- 新型ミラーレスカメラ仕様
- Z マウント追加情報
- Z マウントレンズAF駆動用モーター
- 2機種のハイエンドカメラの開発
- 2019年春に発売か
- 発表は2018年秋の『フォトキナ』直前
- ライバルは SONY α7 Ⅲ
- 仕様と発売日
- 広告撮影中の FFIS ミラーレス画像
- ティーザー動画・ウェブサイト公開
- Nikon Z6 / Z7 と Z-Nikkor
- 販売価格(キットレンズ)
- ▼ Nikon Z:ボディ・レンズ情報
- Nikon Z7《カメラボディ外観・仕様情報》
- Nikon Z6《カメラボディ外観・仕様情報》
- Nikkor Z《レンズ外観・仕様情報》
- Nikkor Z レンズロードマップ
- Nikkor Z:PV・レビュー動画
- D850・α7R Ⅲ とのサイズ比較
Nikon 新型ミラーレスカメラ仕様
この新マウントは『Z マウント』と呼ばれていますが、まだ正式に決まったマウント名ではないそうです。この Zマウント、現在開発しているフルサイズのイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラに採用するそうです。
上画像は、ニコンが申請したカメラマウントの特許図で、電子接点が従来シリーズと異なる位置になっているそうです。ただし、この画像が Z マウントの特許申請の画像という証拠はないとのこと。
ちなみに、Z マウントと呼ばれるマウント前後の仕様は、
- マウント内径:49 mm
- フランジバック:16 mm
このように、マウント内径は大きいため、搭載できるイメージセンサー面積は相当な余裕がうまれ。また、フランジバックが一眼レフとくらべて極端に短いため、このカメラがミラーレスカメラであることが分かります。
ちなみに比較するために、ニコンFマウントとソニーEマウントの仕様をならべてみると、
フランジバック長(mm) | マウント径(mm) | |
---|---|---|
ニコン Z(噂) | 16 | 49 |
ニコン F | 46.5 | 44 |
ソニー E | 18 | 46 |
ソニー FE | 18 | 54 |
キヤノン EF M | 18 | 47 |
フジフィルム X | 17.7 | 43.5 |
マイクロフォーサーズ | 20 | 40 |
このように Zマウントでは、マウント口径は大きく、フランジバックは浅いのが特徴です。さらに、フランジバックが短いため、サードパーティのマウントアダプターの対応もしやすく、多くの社外レンズを装着して楽しむことが可能になります。
まとめ:
また情報では、2018年9月の『photokina(フォトキナ)』で発表されるかもしれないと噂されています。追加情報が気になるカメラ登場です。
Z マウント追加情報
Nikon Z マウントの仕様に追加情報が出ました。新たな仕様情報は Z マウントの外径で、その数値は〈65.4 mm〉です。これでマウントの内径〈49 mm〉とフランジバック〈16 mm〉と数値がそろってきました。この情報を図に表すと以下のようになります。
- マウント内径:49 mm
- マウントの外径:65.4 mm
- フランジバック:16 mm
このマウント情報は、左が Nikon Z マウント、右が SONY E マウント。Z マウントの方は、イメージセンサー端からの角度の広さや、マウント内径の大きさとフランジバックの短い特徴によって、高速なフォーカスに対応するレンズや、広角レンズへの対応がしやすくなる仕様となっています。後玉のレンズが大きく張り出さない設計であれば問題がない数値です。
また、マウント外径の大きさが E マウントより大きいことから、Z マウントカメラのボディ容量は SONY α9 と同等かさらに大きい可能性があります。しかし、高価なフルサイズのイメージセンサーを搭載するエンドユーザー向けカメラなので、仕様決定時点で性能、操作性、耐久性を高く設定しているでしょうから、ボディの大きさに関しては問題にならないでしょう。
ここまで具体的な仕様情報が出てくると、ニコン初のフルサイズセンサーを搭載するミラーレスカメラの登場に期待感が高まります。
Z マウントレンズAF駆動用モーター
Nikon が開発を進めているフルサイズのイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラは、新規格の Z マウントを採用しますが、そのレンズのフォーカス駆動モータには2種類の特殊モーターが内蔵されるそうです。
レンズ駆動モーターが2つある理由としては、レンズ内の異なるレンズグループを、より高速・正確に動かすために最適化されたモーターを搭載します。
専用に開発されたモーターは、ニコンの独自技術でもある SWM(サイレントウェーブモーター)で、レンズ銅鏡の円周部分搭載する2種類のリング状モーターと、コンパクトレンズ用に開発した小径円柱型のモーターです。
デュアル AF モーター
この情報と直接関係があるか不明ですが、ニコンはデュアル AF モーターに関する特許を出願しているのが確認されています。
Nikon AF 駆動用 SWM モーター
ニコンが独自に開発したAF駆動用の SWM(Silent Wave Motor:超音波モーター)は、進行波を回転エネルギーに変換してフォーカス光学系を駆動。SWM にはリングタイプ SWM と、小型 SWM があります。これら2種類の AF 駆動用モーターは、レンズのデザインや仕様に応じて選択し採用しています。SWM を搭載し たAF-S レンズは、いずれも静粛性に優れたスムーズなオートフォーカスが可能。一般的な撮影で快適なオートフォーカス撮影ができるだけでなく、特にスポーツや野生動物の撮影に威力を発揮します。
2機種のハイエンドカメラの開発
Nikon(ニコン)が開発している、フルサイズ(FF = フルフレーム)イメージセンサー搭載のミラーレスカメラの続報。
ニコンは新型カメラの3機種分を、さまざまな認証機関へ登録を済ませています。この登録したカメラのすべてが FF ミラーレスと言うわけではありませんが、この中の1機種はプロフェッショナル向けのミラーレスカメラで、もうひとつが一眼レフモデル(FF イメージセンサー)であることが間違いないようです。
また、この新しいカメラと同時に発表するであろう新型レンズが、少なくとも2本は登場すると噂されています。
ニコンは、カメラ市場の動向を見ながら複数のプロトタイプをテストしています。さきほど登録された3機種のうち2機種がハイエンド、ハイアマチュア向けのミラーレスカメラになる可能性も十分考えられるのです。
Nikon の技術者が気合を入れてリリースしようとするミラーレスカメラにはワクワクさせられます。
2019年春に発売
2018年春に開催された『2018 CP+』ショーでの NHK インタビューにて Nikon が開発中の FF(フルフレーム=フルサイズ)ミラーレスカメラの存在を認め、2019年の春に発売の予定をしているコメントが出ています。
新しいラインナップを登場させる前は情報リークしないのが普通なのですが、Nikon ユーザーの他社ミラーレスカメラへの流動を気にしてか、そうとう前倒しの発言です。ただし、ラインナップ数や機能的な仕様まで言及していません。しかし、発売時期をハッキリと答えているので、少なくとも2019年春には FF ミラーレスカメラが1モデルは登場することは確実です。
Nikon のフルサイズイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラは、認証機関への登録もすませており複数のモデルが開発されています。
欧州方面の噂(希望)では、ラインナップのうちの一つは LEICA や FUJIFILM が発売するような箱型ボディの予想デザイン画像が多く見受けられます。Nikon の FF ミラーレスカメラは複数モデルを登場させる計画であるため、一眼レフスタイルのプロフェッショナルモデルの他に箱型筐体のカメラが出る可能性は高いです。
Nikon Z マウント ミラーレス仕様
- 2019年春に発売。
- イメージセンサーはフルサイズ。
- イメージセンサーは像面位相差AF 3000万画素以上
- ラインナップにはプロ仕様がある。
- 新シリーズは新マウントを採用する。
- 従来のFマウントはマウントアダプタで対応。
発表は2018年秋の『フォトキナ』直前
ニコンの新製品情報の収集にたけている海外の情報筋には、最近 Nikon FF ミラーレスカメラのさまざまな情報の断片があつまってきており、その情報のピースが徐々にそろって全体の様子が解りやすくなっているようです。
ここでは、集まった新旧の情報を要約してみました。
- 現在ニコンは、複数のミラーレスカメラを開発しており、このプロジェクトは最も優先事項である。
- 新型 FF ミラーレスカメラの正式発表は、2018年9月の『Photokina(フォトキナ)』の直前にされ、完成された実機モデルはフォトキナで展示される。
- この Nikon Z マウント・ミラーレスカメラの出荷・発売は、フォトキナ開催から1ヶ月後に開始されると予想。
- フォトキナには、1機種の新型ミラーレスカメラと2本の新レンズを発表する予定。
- APS-C ミラーレスカメラの開発も同時進行しているが、フォトキナへの展示情報については確認できていない。
- 新マウントは現在『Z マウント』と呼ばれているが変更される可能性もある。
- ニコン開発部では、新型ミラーレスカメラのファインダー部分に多くの投資を行なって研究開発をすすめています。
- 高性能で洗練された新型 F マウントアダプタのラインナップも確認されています。
- 新型レンズには『デュアル AF モーター』を搭載。
まとめ:
当初は2019年春に発表・発売としていた Nikon の FF ミラーレスカメラは、2018年10月頃に発売される可能性が上がってきました。同じくフルサイズイメージセンサーを搭載する SONY α7 などの快進撃に「待った!」をかけるべく前倒しの投入のようです。
このようすだとフォトキナには新型カメラボディ、新マウントレンズ、マウントアダプタが揃って豪華な新製品発表になります。今年のニコンブースはかなり盛り上がることでしょう。
ライバルは SONY α7Ⅲ
発売はフォトキナ発表後と言われている Nikon の新しいマウント(Zマウント)を採用するミラーレスカメラ。最近では、発表はフォトキナ前の可能性があると情報が流れています。
さらに、フルサイズミラーレスカメラに関する最新の情報が入ってきました。
ニコンのフルサイズミラーレスは、目標となるライバルを決めて最終仕様の内容を詰めていくようです。スペックだけでなく筐体形状をどのような形にするかによって、購入希望者の購買意欲も変わりそうです。
- 新型 FF ミラーレスは、SONY α7 Ⅲ をターゲットに開発している。同じサイズのイメージセンサーと解像度2400万画素の搭載。目標とする販売価格は2,000ドルとしています。
- 新型ミラーレスカメラには、まだ発表されていない機能が搭載される可能性がある。筐体の各種は人間工学に基づいた設計がされている。
- ミラーレスカメラ専用の新マウントレンズの一つにはパワーズームが用意される。このレンズは動画撮影に特化されている。
- Nikon は近いうちにプロジェクト・関係者との情報共有し、最終的な仕様を決定する。
仕様と発売日
Nikon が多くの資金と時間をかけて開発しているミラーレスカメラの新しい情報がリーク。
開発されているカメラボディとイメージセンサーユニットは複数存在しており、それぞれが同じ規格・違う規格のモデルが同時進行で開発されています。
これらのカメラは、Full Frame(フルサイズ)と APS-C のイメージセンサーを搭載するカメラです。そのため、搭載するイメージセンサーのサイズ・画素数ごとのセンサーユニット複数存在しており、フルサイズでは 45 MP(4500万画素)ほど、APS-C では 24 〜 25 MP ほどの解像度を載せる予定。また、未確認ながらフルサイズのイメージセンサーユニットは、解像度別に2種類開発されている可能性もあります。
公式発表・発売日
発表・発売の時期は、以前の情報どおり前倒しで計画されています。
正式発表は9月開催の『Photokina(フォトキナ)』前の〈2018年8月23日:ライブ配信予定〉。発売はアナウンス1ヶ月後の〈2018年9月中旬ごろ〉とみられています。ただし、発売時期に関する情報はハッキリとした確証はないようで、発売はフォトキナ以降になる可能性もあります。
【予約・発売時期:未確定】Nikon Z の予約は〈2018年8月23日 木曜日〉に開始され〈2018年11月中旬〉に出荷される噂もあり。
Nikon は、売り上げが好調な SONY ミラーレスカメラをかなり意識しており、新型に採用されるイメージセンサーユニットには『高解像度』と『高感度撮影対応』の二つのセンサーを用意する可能性もあります。
秋に発売されるミラーレスカメラには、APS-C 版も存在するため、同時期ではないにしろ3つの新型ボディが市場投入されるかもしれません。
広告撮影中の FFIS ミラーレス画像
〈2018年8月23日〉に正式発表される FFIS(フルフレームイメージセンサー)を搭載するミラーレスカメラ。このカメラの広告用イメージと思われるの撮影現場の画像がリーク。
モデルの女性が手にしているカメラは、アナウンス間近の新型ミラーレスカメラです。以前からの噂どおりフルサイズのイメージセンサーを搭載しているにも関わらず、コンパクトな筐体。また、リーク画像ではボタンやダイヤルの配置、トップパネルには液晶ディスプレイを装備しているのがハッキリと写っています。
この画像で興味深いのが、高価な販売価格になるハイエンドカメラの PR に女性モデルを起用したことです。Nikon としては、新型ミラーレスカメラでは女性ユーザーを大きく取り込みたいのでしょう。
ティーザー動画・ウェブサイト公開
Nikon(ニコン)が開発しているフルサイズイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラの発表予告ティーザービデオが〈2018年7月23日〉に公開されました。
追加されたティーザー動画の配信が始まりました。今回は、フルサイズミラーレスに採用となった新しいマウント『Z マウント』のイメージ動画になっています。
新設計マウントは明らかに従来マウントより直径が大きく、レンズとボディのデータ通信に利用される電子接点は11個と、現行 F マウントより接点が増えています。
また、ティーザー動画からうかがえる正面からの筐体シルエットですが、ニコン 一眼レフと変わらない形状なので、多くのニコンユーザーにとって馴染みやすいでしょう。
公式ウェブサイト
現在、ティーザー動画と同時期に専用ウェブサイトが公開されています〔Nikon フルサイズ・ミラーレスカメラ 専用サイト〕
Nikon Z6 / Z7 と Z-Nikkor
Nikon が新しくリリースする FFIS(フルフレームイメージセンサー)を搭載するミラーレスカメラと新マウントレンズ群。
大口径の新マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ『Nikon Z6』および『Nikon Z7』と、Nikkor Z レンズを発売。
Nikkor Z6 / Z7 の 主な特長
Z 7 | Z 6 | |
---|---|---|
型式 | レンズ交換式デジタルカメラ | |
レンズマウント | ニコン Z マウント | |
有効画素数 | 4575万画素 | 2450万画素 |
撮像素子 | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー、ニコンFXフォーマット | |
記録媒体 | XQDカード | |
ISO感度(推奨露光指数) | ISO64~25600(1/3、1/2ステップ)、ISO64に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 32相当)の減感、ISO 25600に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段(ISO 102400相当)の増感、感度自動制御が可能 | ISO100~51200(1/3、1/2ステップ)、ISO100に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO50相当)の減感、ISO51200に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段(ISO204800相当)の増感、感度自動制御が可能 |
フォーカスポイント |
493点
|
273点
|
画像モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット、視野角170°、視野率約100%、明るさ調整可能(マニュアル11段階)、カラーカスタマイズ可能 | |
寸法(W×H×D) | 約134×100.5×67.5mm | |
質量 | 約675g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)、約585g(本体のみ) |
- 像面位相差AF画素を搭載した新開発の裏面照射型フルサイズ CMOS センサー
- フォーカスポイントが撮像範囲の〈約90%〉をカバーするハイブリッドAFシステム
- 被写体を高い解像感・質感で写し撮る新画像処理エンジン「EXPEED 6」
- 視野率約100%、約369万ドット、有機ELパネルを採用した電子ビューファインダー
- 直感的な操作を可能にする、ニコンならではのエルゴノミクスデザイン
- 広いダイナミックレンジをもたらす10bit「N-Log」やタイムコードなどを搭載した、プロのニーズにも応える動画撮影機能
- フルサイズセンサー初のカメラ内センサーシフト式手ブレ補正
- 「D850」同等の高い防塵・防滴性能と堅牢性を小型ボディーで実現
- タッチ操作可能なチルト式〈3.2型・約210万ドット〉画像モニター
- シャッター音を排除して撮影できる「サイレント撮影」
- 深度合成に便利な「フォーカスシフト撮影」後すぐに深度合成した際のピントの状態を確認できる「ピーキングスタック画像」
- 最高約9コマ/秒(Z7)、約12コマ/秒(Z6)の高速連続撮影《拡張》
- 8K(Z 7のみ)のタイムラプス動画制作を可能にする「インターバルタイマー撮影」
- 夕方から夜にかけて星空の変化などを自動露出で測光撮影できる低輝度限界拡張
- 内蔵Wi-Fi®で「SnapBridge」に直接接続可能
- 内蔵Wi-Fi®で撮影した写真や動画をパソコンに直接送信可能
- 有線/無線LANで撮影した写真や動画の安定した高速転送が可能な「ワイヤレストランスミッター WT-7」(別売)
- 電波制御アドバンストワイヤレスライティングが可能な「スピードライトSB-5000」(別売
Nikon Z カメラボディ
フルサイズIS ミラーレスのモデル名は『Nikon Z』と呼ばれ、8月23日の公式発表では2種類の Nikon Z カメラボディがアナウンスされます。
- Nikon Z6
- 高速連写、超高感度(低照度)対応モデル[解像度:24MP(2400万画素)]
- Nikon Z7
- 高解像度モデル[解像度:45MP(4500万画素)]
高速連写・超高感度対応の『Nikon Z6』と、高解像度の『Nikon Z7』。おそらく同じ筐体ボディを採用して内部ユニットのみを変更させると思われます。操作系が両機種とも同様になるため、状況によってカメラボディ使い分けても操作性は抜群に良いでしょう。
Z-Nikkor レンズ
Nikon Z の新開発マウントに対応する新レンズ群の名称は『Z-Nikkor』と呼ばれます。
Nikon Z カメラボディの発表と合わせて、プロユースに対応する高画質・全天候対応のハイエンドレンズの開発に多くのリソースを投入する。
まずは8月23日に、新レンズ Z-Nikkor レンズの複数アナウンス。そのなかには、注目の単焦点レンズ[Z-Noct Nikkor 58 mm f/0.95]という大口径標準レンズも発表されます。ただし、このレンズの正確な発売日は分かっていません。
公式発表で、発売時期が判明するカメラボディと同時に発表されるレンズは[24-70 mm f/4][50 mm f/1.8]これにもう一本の広角レンズ系(24 mm f/1.8・28 mm f/1.8・35 mm f/1.8)のいづれかを追加するもよう。
新マウント Z-Nikkor レンズには『PF(位相フレネル)レンズ』が採用されます。その技術は望遠レンズの小型軽量化はもちろん、大口径単焦点レンズにも活かされており、一眼レフと比べて小さくなる Nikon Z カメラボディとのマッチングもより高くなります。
Nikon Z-to-F レンズアダプター
現在ニコンの F マウントを使用するユーザーが待望しているのがマウントアダプターでしょう。これは[Nikon Z-to-F レンズアダプター]として発売されます。このマウントアダプターには絞りを機械的に制御・駆動させるモーターを内蔵。また、電子絞りと機械絞りの両機構に対応するため、400種類ほどある F マウントレンズとの互換性があります。このマウントアダプターには[Nikon FT1 Mount Adapter]のように三脚台座が設けられていますが同様に回転はしません。
さらに[Nikon Z-to-F レンズアダプター]は、Nikon Z6 / Z7 のいずれのボディを購入すれば無料で提供される情報が上がっています。もしかしたら購入特典として付属する可能性(日本市場での特典扱いは不明)があります。
また現在の情報では、第3の Nikon Z ミラーレスカメラ(フルフレームまたは APS-C)の計画は出ていません。
販売価格
Z7の本体価格は43万円。Z6の本体価格は25万円。発売日はZ7が9月下旬、Z6が11月です。
Z7 | Z6 | |
---|---|---|
本体 | 43万円前後 | 25万円前後 |
マウントアダプターセット | 45万円前後 | 27万円前後 |
24-70mm レンズセット | 50万円前後 | 33万円前後 |
マウントアダプター、24-70mm レンズセット | 52万円前後 | 35万円前後 |
Nikon Z7 【カメラボディ外観・仕様情報・レビュー動画】
https://play.asobiing.com/nikon-highend-compact/