新開発 23mm レンズ、2430万画素 X-Trans CMOS Ⅲセンサー、ハイブリッドビューファインダー、新式チルト式モニタなどの機能を搭載する高画質コンデジ X100 第5世代の最新情報を更新。
Fuji X100 V 情報
発売日
X100 シリーズは第1世代モデルが2011年2月に発売された後、だいたい2年周期くらいで新型モデルをリリースしていました。しかし、X100 第4世代モデルの発売は2017年1月でしたので、来年の2020年1月には発売されて3年経過することになります。
X100 はカメラ愛好家から一般的なユーザーにも売れているプレミアムコンパクトカメラで、世界市場でもメーカーが納得できる販売数をあげています。そういった状況から考えると、発売から3年が経とうとする X100 F の後継機が発売されるタイミングに達していると考えられます。
名称 | 発表時期 | 販売期間 |
---|---|---|
X100 | 2011年2月 | 1年11ヶ月 |
X100S | 2013年1月 | 1年8ヶ月 |
X100T | 2014年9月 | 2年4ヶ月 |
X100F | 2017年1月 | 2年10ヶ月以上 |
コンパクトカメラとしては、すでにロングセラーモデルとなる 冨士フイルム X100 第5世代は、 2020年2月 にリリースされると多くの予測が出ています。気になるのは、2021年2月にリリースすれば、ちょうど10周年モデルになることですが、さすがに現行モデルとなる X100 F を4年間も販売を続けるのかは難しいか?
日本国内での発売は 2020年2月下旬 に決定。
Fuji X100 V 機能
リーク情報
FUJIFILM X100V リーク画像
以下の画像は2020年2月4日にアナウンスされる X100 第5世代のリーク画像。
FUJIFILM X100Tの後継機『X100V』は、リーク情報では『X200』とも呼ばれています。型番の数字が繰り上がっていますが、イメージセンサーはフルサイズではなく APS-C となります。
新型 X100 第5世代で注目される新機能・仕様は以下のとおり。
- 新設計 fujinon 23mm レンズ
- X-Trans CMOS 4 センサー
- X-Processor 4 画像エンジン
- 2ウェイ・チルト式タッチパネル液晶モニター
特長 機能
新しい X100 第5世代となる『X100V』の最大のアップデートが、新開発される単焦点内臓レンズ。描写を大きく左右するレンズユニットの更新は注目です。
新しい2610万画素センサー
X100V には、新開発のイメージセンサー[X-Trans CMOS 4]が採用されるでしょう。このセンサーは第4世代の裏面照射型2610万画素で、現状では最高の性能をほこります。最適化された新レンズユニットとの組み合わせで、かなりの高画質が期待できます。
新設計 fujinon 23mm レンズ
ついに X100 でレンズユニットの設計が変更になるようです。レンズ新開発の理由のひとつには、新イメージセンサーへの性能を引き出すため更新すると言われています。なお、開放絞り値が〈ƒ / 2〉から変更されるのかは不明。
X100F までに搭載されるレンズは解放時の独特なボケ感が面白かったのですが、新レンズユニットは解放時の描写まで切り込んでくるのか興味津々です。
コンバージョンレンズの互換性
35mm(35mmフィルム換算)単焦点レンズを内蔵する X100 シリーズでは、焦点距離を 28mm と 50mm に変更できるコンバージョンレンズ(別売)に対応できます。
X100V ではレンズユニットの改良が予想されていますが、最新のリーク情報では、現行のコンバージョンレンズ WCL-X100 II や TCL-X100 II との互換性はあると言われている。
新しい画像エンジン X-Processor 4
新設計レンズユニットと新しいイメージセンサーが搭載されれば、作動・画像データのやりとりと最適化のため、画像エンジンも高速画像処理エンジン[X-Processor 4]へ更新されます。
新しい画像エンジンは、高画質な撮影はもちろん、暗い条件でも優れた AF 性能をもち、任意設定可能なフォーカスリミッターにも対応。
アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
X100 シリーズ注目の機能が、OVF と EVF 機能を兼ね備えた特殊ファインダー。ファインダー方式の切り替えはレバー操作で瞬時、ユーザーが任意に設定できます。すでに改良の余地がないほどの完成度をほこるファインダー。
新型 X100V では、電子ビューファインダーのパネルがアップデート受けるでしょう。おそらく X-Pro3 で採用する解像約369万ドットの有機ELパネルの搭載が予測されます。
軽量・高強度のチタン外装
X100 シリーズに採用されている金属素材は、筐体・内部フレームなどには軽量なアルミニウムを採用しています。
次期モデルとなる X100V にも軽量素材としてアルミニウムが継続採用されるでしょう。ただ、X-Pro3 にチタン外装が採用されたことから、もしかしたら、X100 シリーズ10周年記念モデルとしてチタン外装が採用される可能性があります。
チルト式タッチパネル液晶モニター
可動式の背面パネル液晶モニターは、X-T、X-H、X-A シリーズに採用されていますが、X-Pro、X-E、X100 シリーズには搭載されていませんでした。
ところが、新たに発売された X-Pro3 に新採用されたためか、X100V への搭載の噂が挙がっています。X-Pro3 に搭載されるチルト式パネルモニターは、パネル両面に大小の画面パネルを装備する特殊なもの。面白い発想のモニターですが、X100 シリーズのクラシックコンセプトにマッチするのか開発陣の判断に委ねられるところ。
個人的には X100 シリーズに可動式のパネルモニターは似合わないと感じています。
Fuji X シリーズ