【新型・後継機】New OM-D は2019年初頭に発表か

E-M1 Mark III・E-M5 Mark III[OM-D 2019年モデル]
海外のカメラメディアへ OLYMPUS(オリンパス)の新型ミラーレスカメラの情報が上がってきています。この情報は信頼できる筋から入手したものなので登場してくる可能性は高いようです。


新 OM-D の開発

噂されるカメラは一眼レフデザインの『OM-D』のようで、すでに発表の計画は進んでいるとのこと。また、このカメラは現行モデルの E-M1 MarkII より優れているとの情報。ただし、どのモデルの OM-D が発表されるかは分かっていません。

現行の OM-D モデルの発売日から見ると

  • E-M1 Mark II〈発売日:2016年12月22日〉
  • E-M5 Mark II〈発売日:2015年 2月20日〉
  • E-M10 Mark III〈発売日:2017年 9月15日〉

今回の話題には関係なさそうですが、同じ OM-D のラインナップとして E-M10 Mark III の発売日も載せました。

各モデルの発売日を確認してみると、E-M1 Mark II は今年の年末をむかえると発売から2年経つことになります。しかし、さらに E-M5 Mark II はすでに発売から3年以上経過しており、そろそろテコ入れが必要な時期ですがどうでしょう。

噂の情報筋は「現行モデルの E-M1 Mark II より優れる」としていますが、もしかしたら E-M5 Mark II の後継機 E-M5 Mark III が性能アップして登場してくる可能性も十分あります。

OM-D E-M5 Mark III

新しい OM-Dシリーズ 登場の噂が海外で上がっています。最近うわさに取り上げられているのが E-M5 Mark II の後継機となる E-M5 Mark III です。

E-M5 Mark II は発売から3年以上たっていますが、優れた5軸イメージセンサー手ぶれ補正機能が搭載され、素晴らしい写真をユーザーに提供してくれます。
また、動画記録では Full Hi-Vision(60fpsで1080p) を撮影を可能にしており、フレームレートも 50,30,25,24fps に対応。圧縮記録設定も MOV(MPEG-4AVC / H.264)または AVI(Motion JPEG)形式で録画でき、さらに最大 77 Mbpsのビットレートでポストプロダクション処理も可能です。

しかし、最近の動画を映し出す再生機やモニターには 4K 環境が整ってきており E-M5 Mark II のムービー撮影機能にもアップデートが必要になってきています。

さらに新しいイメージセンサーと画像エンジンが搭載されれば、マイクロフォーサーズレンズが苦手としていた高感度撮影の画質向上も実現して、オリンンパスユーザーにより良い撮影機会を提供できます。

E-M5 Mark III 発売時期・仕様

2018年9月に開催される Photokina(フォトキナ)か、その前に発表され間もなく発売される予定。

  • イメージセンサー:2040万画素
  • 121点オールクロス像面位相差 AF
  • デュアルSDカードスロット
  • 内蔵式 ND フィルター
  • E-M1 Mark II 並みの動画記録手ぶれ補正機能
  • 4K ムービー撮影:30fps
  • 1080p Hi-Vision:120fps 記録対応
  • HDR 映像記録対応:ログガンマ曲線
  • オーディオハイパスフィルタの内蔵
  • オーディオモニタリング・ヘッドホンポート
  • プログラム可能なフォーカスシフト
  • 動画記録 AF スピード調整機能

フォトキナ発表のカメラ・レンズ

今年発表の期待がもたれていたオリンパスの新型ミラーレスカメラですが、残念なことに2019年の春まで発表しない情報が上がりました。

この情報が正しければ、今年開催される Fotokina(フォトキナ)2018 で新しい OM-D の登場はありません。おそらく、その場で発表される新製品は、2〜3本のレンズのようです。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8・生産終了[New OM-D 2019]
ちなみに、レンズ関連の追加情報として気になる生産完了のニュースがあります。そのレンズは、リーズナブルなパンケーキレンズ『M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8』です。
このレンズは〈2011年 1月28日〉に発売開始された少し古いレンズであるため、リニューアルされた新型レンズの登場も期待されます。

フォトキナに新製品展示しない

前章では、フォトキナに新しいカメラが発表されない情報を更新していましたが、さらに新しい情報が追加されました。

その情報とは、オリンパスはフォトキナ 2018 に出展しない方針で、その代わりに自社独自のイベント『PERSPECTIVE PLAYGROUND』を開催。そこで新製品のお披露目をおこないます。ただし、このイベントでは新しいカメレボディは発表されず、新しい交換レンズが複数用意されるようです。

2019年は、オリンパス創業100周年を迎えるため、その前章的なプロローグイベントを開催してユーザーの期待を上げていく企画なのでしょう。

さらに2019年には、新しい OM-D と PEN-F の発表発売が予想されており、それらのカメラは2019年2月の『CP+』でアナウンスすることになりそうです。

来年の OLYMPUS 新製品には要注目です。


E-M1 Mark II 概要・仕様

E-M1 Mark II[OM-D 2019年モデル]
『E-M1 Mark II』は OM-D シリーズのフラグシップモデル。
新開発の高速画像処理エンジン TruePic VIII および有効画素数2037万画素の新 Live MOS センサーの搭載によって、2037万画素のフル画素を保ちながら、AF/AE 追従で最高18コマ/秒の高速連写を実現。

連写 / AF
高速な連写性能や新高速AFシステム、120 fps の高速ファインダーにより、捉えることが難しかったその一瞬を逃すことなく高精細に切り取ります。

防塵防滴
高い機動性に全天候とあらゆるフィールドでの信頼性を有する防塵・防滴・耐低温の小型軽量ボディーが、過酷な環境での撮影を可能にします。

高画質
高い光学性能を備えた『ZUIKOレンズシステム』。その性能を引き出す新開発の[20M Live MOS センサー]と[画像処理エンジン TruePic VIII]。さらには高度な制御技術が実現する新開発の手ぶれ補正機構が一体となり、一眼トップクラスの画質を提供。

4K 動画撮影
強力な5軸手ぶれ補正機構に、動画専用の電子手ぶれ補正を組み合わせることで、動画用三脚やミニジブ、クレーンなどの専用機材を使わずに手持ち 4K 動画撮影ができます。

E-M1 Mark II 仕様

発売日
2016年12月22日
画素数
2037万画素(有効画素)
センサー
フォーサーズ 4/3型 LiveMOS
焦点距離
F値
撮影感度
標準:ISO64~6400、拡張:ISO25600
最短撮影
– cm
シャッター
1/32000~60 秒
秒間連写
60 コマ
動画方式
4K / MPEG-4AVC/H.264 Motion JPEG
ファインダー
電子式:1.48 倍
モニター
3インチ・104万ドット
記録メモリ
SDXC、SDHC、SD
撮影枚数
液晶モニタ使用時:440 枚
大きさ
134.1×90.9×68.9 mm
重量
498 g

新フラグシップ OM-D 開発

【新型 2019】フラグシップ OM-D《噂・スペック・発売日》
少し前から新型 OM-D の開発の噂が出ていましたが、どうやら複数の情報筋によると OLYMPUS(オリンパス)は、新しいフラグシップモデルを開発しているようです。

現在の OM-D のトップモデルは『E-M1 Mark II』ですが、それを越えるハイエンドモデルを2019年に投入する計画がすすめられているとのこと。

2019年は、OLYMPUS 創業100周年の大きな節目となるため、従来の性能を凌ぐカメラを市場に投入するようで、販売価格もスペックに見合ったかなり高価になるとのこと。ただし現在のところ、それ以上の具体的な情報は上がっていません。

2020年は東京オリンピックが日本で開催されますが、新しいフラグシップモデルは、オリンピックに向けた報道カメラ(スチル&ムービー)としてハイエンドボディと新開発レンズを投入して、オリンパスの技術力をアピールするかもしれませんね。

新フラグシップ OM-D 発表時期

前出の情報どおり、OLYMPUS は 9月開催の Photokina(フォトキナ)に新型カメラボディの発表はしませんが、新しいハイエンド OM-D の開発は確実に進められており、2019年の早い時期に公式発表することは間違いないとのこと。

おそらく新フラグシップ OM-D は2019年2月ごろに公式発表され、同時期に開催される『CP+2019』に実機(モックアップ?)を展示するのではないでしょうか。

新型 OM-D は、シリーズでは類を見ないハイスペックモデルという位置づけで開発されています。すでに E-M1 Mark II でさえ、かなり高性能なモデルなのですが、それを卓越する機能を持つ新しいハイエンド OM-D に、マイクロフォーサーズのユーザーは興味津々でしょう。

ハイエンド OM-D は 2019年1月発表

【新型 2019】フラグシップ OM-D《噂・スペック・発売日》
MFT(マイクロフォーサーズ)システムの盟友 Panasonic は、LUMIX ブランド初のフルサイズイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラを9月に発表しますが、OLYMPUS 陣営はどうなのでしょうか?
Panasonic が急ピッチでフルサイズミラーレスを開発しているのを横目に、OLYMPUS は MFT システム の開発に余念がないようです。

海外の情報によると、OLYMPUS は ハイエンド OM-D の開発を進めているようで、開発が順調に進めば〈2019年1月〉ごろに公式発表する予定です。この ハイエンド OM-D には、新設計の MFT イメージセンサーを搭載することで高品質の写真撮影を提供するのはもちろんのこと、高度な動画撮影も可能にしています。

LUMIX がフルサイズイメージセンサーのカメラを開発していることで、MFT システムの未来に少し不安になった方もいるでしょう。しかし、OLYMPUS が新フラグシップ MFT カメラを登場させることで、その不安解消とともに期待のボルテージが高まることでしょう。

Panasonic フルサイズには不参加

Nikon、Canon がフルサイズイメージセンサーを搭載したミラーレスを発表したのは記憶に新しいですが、そのフルサイズ化の波に乗り遅れまいと Panasonic も追従するようで、〈9月25日〉のフォトキナでプレス発表らしいです。

その記者会見では、新開発の FFIS(フルフレームイメージセンサー)ミラーレスの開発発表を行う予定。また、Fotokina(フォトキナ)の展示ブースには、開発中の LUMIX FFIS のモックアップを展示するとしています。

Panasonic と OLYMPUS は MFT(マイクロフォーサーズ)システムではレンズマウント規格を共有する盟友なので、Panasonic が FFIS カメラに動きを見せるとなれば、多くの OLYMPUS ユーザーもメーカーの動向が気になるのは当然でしょう。

実は、オリンパスもフォトキナ開催前日に記者会見を開く予定があり、すでに日時とイベントホールの場所も決定済みです。ただ、どのような発表がされるのか情報がつかめていません。
2018 フォトキナ発表日時[LUMIX フルサイズミラーレス]
先ほどの FFIS カメラシステムの件ですが、情報筋の大方の予想では

  • OLYMPUS は、Panasonic の FFIS カメラシステムには参加しない。
  • Panasonic の FFIS カメラシステム開発には Leica が関係している可能性がある。

とうことで、フォトキナ記者会見で皆が期待するようなカメラシステムの発表はないでしょう。ただし、今後 MFT システムのみでカメラユーザーを増やすのは困難であるため、オリンパスもカメラ部門に何らかの新基軸を投入すると思います。

もしかしたら〈9月25日〉新機軸に関する発表があるかもしれません。期待しましょう。

【フルサイズMLC】LUMIX S1 / S1R《発売日 仕様》