SONY から新しいカメラ開発に関する噂が上がっています。
そのカメラは α(アルファ)シリーズの APS-C サイズのイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラで、グレードとしてはハイエンドモデルとなるもよう。
新設計筐体の採用
この APS-C モデルは、おそらく『α6700』かそれ以上の『α7000』と推測されています。このカメラの性能がかなりハイッペックであるため噂情報の界隈では『mini α9』と呼ばれているようです。
この噂のカメラの開発は、すでに最終段階まで届いているようで、公式発表はそう遠くないと言われています。ある情報では「2018年9月ドイツで開催されるの Fotokina(フォトキナ)で発表される」と目前まで迫っているような推測があります。
この新しいコンパクトミラーレスは、小さい筐体に α9 系をイメージさせる高機能をつめこむモデルになるらしく、20コマ/秒の高速連写や、4K 60p 動画撮影機能が搭載される可能性があると推測されています。また、これらのスペックを実現するために新型筐体が開発され、高性能パーツの搭載と放熱性を確保するもよう。
ただし『α7000』の名称は噂が先行しているためハッキリしていませんが、採用されるスペックから考えると「α6500 の後継機ではない」と言われています。
新型 E マウントレンズ
SONYが開発する新型ハイエンド APS-C ミラーレスカメラは、情報リークの規制措置がうまくいったのか、Fotokina(フォトキナ)開催1ヶ月前に突然のように噂が流れてきました。このカメラの開発は最終フェーズに到達しているようで、公式発表は早くて Fotokina〈2018年9月26〜29日:ドイツケルン開催〉、遅れても Photoplus EXPO〈2018年10月25〜27日:アメリカ NY 開催〉頃という情報です。
最短のフォトキナ発表となれば、かなり迫ったスクープ情報です。
また最近の情報では、この新型ハイエンド APS-C モデルの発表と同時に、新しい E マウントレンズが発表されるだろうと述べています。このレンズの仕様は分かっていませんが、高性能カメラボディに相応な高い光学性能をもったズームレンズがリリースされる可能性は高いでしょう。
α7000 では高機能と放熱対策のため新設計のカメラボディが採用されると言われており、性能に見合った少し大きめ筐体になるでしょう。そのハイエンドカメラのキットレンズであれば〈f / 2.8〉クラスの大口径標準ズームかもしれません。
α7000 スペック
- Fotokina か Photoplus EXPO で発表?
- 新型は α6500 の後継機ではない
- α7000 ではなく新名称シリーズの可能性
- 新設計の筐体
- α9 同様の高い AF 性能
- 20コマ/秒の高速連写
- 4K 60p 動画撮影機能
- タッチスクリーン背面液晶ディスプレイ
9月18日、25日のイベントで発表か
SONY は〈2018年9月25日 午前10時〉に新製品に関する記者会見をおこなうと発表した。
また、この記者会見の前にも新製品をアナウンスする機会を用意しており、多くのジャーナリストが関連イベントの招待状を受け取っています。公式発表のイベントは〈25日〉をふくめて3回はおこなわれるもよう。公式発表の日時は以下のとおり。
- 9月14日〈午前 9:30 ベルリン時間〉
- プロユース向けの新型ビデオカメラの発表が予測されています。最近噂に上がっている『α7sIII』が発表される可能性は低い。
- 9月18日(プラスマイナス1日)
- 主に E マウント関連製品を発表するイベント。ハイエンド APS-C モデル、さらに『α7sIII』が同時アナウンスされる可能性もあり
- 9月25日〈午前 10:00 ベルリン時間〉
- フォトキナに関する記者会見。おそらく〈9月18日〉にアナウンスした製品のお披露目の可能性があります。あるいは追加の新製品をアナウンスするかもしれません。
これらのイベントのどこかでハイエンド APS-C カメラ『α7000(仮名称)』と、新しい α レンズ群(24 mm GM、135 mm GM、新 E-mount APS-C レンズ)が発表されると予測されています。
EF mount 新型筐体:
個人的にボックス型筐体カメラが好きなこともあって、ハイエンド APS-C『α7xxx』には注目しています。もしも EF マウントを採用した箱型ミラーレスが発表されたら、かなり魅力的です。噂では『mini α9』と呼ばれるカメラなのですが、さすがにフルサイズイメージセンサーは採用しないだろうと?
10月迄の発表内容
まず〈9月14日〉発表のプロ向けのカムコーダーと、〈9月18日〉は新しい E マウントレンズが発表されます。またフォトキナ開催前日〈9月25日〉と、さらに〈10月中旬〉にも新製品発表の機会があるもよう。短い期間に4回も公式イベントが組まれており、おおくの新型モデルが登場してくるようです。
以下では、噂情報を信頼度ランク別にしています。
確認が取れている噂
- 〈9月14日〉プロユースのビデオカムコーダー(映像記録装置)を発表。
- 〈9月18日〉E マウントレンズを発表。
- 〈9月14・18日〉のどちらかでコンパクトカメラ WX700 を発表。
- フォトキナ開催前日〈9月25日〉に記者発表を行う。
- 〈10月中旬〉に発表イベントが行われる。
可能性が高い噂
- 〈9月18日〉に 24mm F1.4 GM の発表。
まだ確実ではない噂
- ハイエンド APS-C(α7000)の発表準備は整っている(日時は不明)
- α7S III の発表準備は整っているが発表時期は不明。APS-C カメラより遅れる可能性あり。
- 〈9月18日〉に135mm F1.8 GM の発表。
- 新型 APS-C レンズが、ハイエンド APS-C(α7000)と同時発表。
- 新規フルサイズ E マウントカメラの発表(近日中に追加情報)
- 〈9月10日〉に Carl Zeiss Batis 40mm F2 の発表
期待のハイエンド APS-C(α7000)カメラは、すでに多くの準備が完了しており、あとは発表を待つだけになっています。おそらくキットレンズとマウント対応のレンズ群もアナウンスされるでしょう。
そのほかに興味深いのは、α7S III 以外の全く新しいフルサイズ E マウントカメラの情報です。このカメラに関しては近いうちに追加情報が入るもよう。