2015年に入って次々と新レンズを発表・発売するFUJIFILM。
5月21日には『XF16mmF1.4R WR』の発売が迫るところですが、今度はレンズロードマップに予定されてた中望遠レンズ『XF90mm F2 R LM WR』のアナウンスが迫っているようです。
フジノンレンズ
XF90mm F2 R LM WRは、35ミリフィルム判換算で135ミリの中望遠レンズ。昨年発売された『XF56mmF1.2 R』とおなじくポートレイトレンズになります。
上の画像はモックアップサンプルのときのXF90mm。
XF56mmとおなじくらいの長さと太さのイメージでしたが、
実際の最終決定モデルでは、銅鏡が太くて長い大振りのレンズになっています。
新しいこのレンズは、ミドルレンジ単焦点という玄人向けだからか、画質に影響をあたえる可能性のある手振れ補正機構を搭載していません。
同じポートレイトレンズのXF56mmと大きく違うところは、防塵防滴であることと、レンズ駆動系にリニアモーター機構を採用しているところです。
このような装備を搭載した理由としては、静物や人物のポートレイト撮影だけでなく、天候の予測が難しいネイチャー撮影から、レスポンスの高さが追求されるスポーツ撮影にも方向性をふっているのでしょう。
このXF90mm F2 R LM WRの発表は5月中に行われるうわさがあるので、近日登場予定である『X-T10』の発表と合わせてアナウンスされる可能性も高いです。
実際のレンズロードマップでは、コンパクトな標準レンズ『XF35mmF2R WR』の方が先行していたので、こちらの行方も気になるところですね。
『XF90mmF2 R LM WR』在庫と販売価格
- 型番
- XF90mmF2 R LM WR
- 特長
- ポートレート撮影やスポーツ撮影などに最適な望遠137mm相当(35ミリフィルム判換算)の焦点距離と明るい開放F値2.0の性能を持つ大口径単焦点レンズ。
『XF90mmF2 R LM WR』は豊かなボケ味を持ち、絞り開放からシャープな描写を誇る、優れた描写性能を兼ね備えた大口径単焦点レンズです。口径食を最小限まで排する8群11枚(EDレンズ3枚含む)の光学構成と、円形絞りから生み出される美しいボケ味は、ポートレート撮影をはじめ様々なシーンで印象的な描写を約束します。 - 35mm判換算
- 137mm相当
- 最短撮影距離
- 0.6m
- 最大撮影倍率
- 0.2倍
- 外形寸法
- ø75.0mm x 105mm
- 質量
- 540g
- フィルター径
- ø62 (mm)