ここでは、FUJIFILM X-Pro1の後継機『X-Pro2』の情報を更新しています。
新技術搭載のうわさ
〈更新:2015-4-13〉
有機CMOSセンサー
最近、海外では『X-Pro2の登場が今年中ではないか?』と言われています。
X-Pro1後継機には、革新的イメージャーである有機センサーの搭載が検討される。といった噂が前々から上がっているのですが、この画期的な新型センサーの開発はまだ途中経過の段階のため、X-Pro2の発売計画は延び延びの状態。
しかし、Xシリーズのラインナップが増えたり改良されるなか、X-Pro1が取り残された状態なのが気になるのでしょうか。FUJIFILMはX-Pro1後継機の発売を今年中に決めているようです。
そうなると、X-Pro2と噂されるスペックが気になってくるものです。
未確定の情報ながら新しい『X-Pro』には改良された新しいセンサー搭載の可能性があります。ここで、フルサイズセンサーを期待するユーザーもおられると思いますが、残念ながら大きなセンサーの搭載はありません。
採用されるセンサーはAPS-Cセンサーで、画素数がアップされる可能性があるようです。二世代目のX-TransセンサーとEXR画像エンジン登場から時間が経過しているので、画素数がアップしたところで高感度特性が大きく劣化する可能性は低いでしょう。
個人的には現在の16Mセンサーになんの不満もないのですが、ここは高画素を求めるユーザーに応えてくれる可能性は残されています。
1/8000秒の高速シャッター
それから、新型機種では常に改良されたセンサーに注目が集まってしまいますが、新しいX-Proには高速シャッターが搭載される可能性が出てきました。このシャッターユニットには、最高1/8000秒のスピードで撮影可能な、第2世代のシャッター搭載の可能性が上がっています。
私は、この高速シャッター機構搭載の可能性が高いのではと予想しています。
なぜかというと、2015年後半には新レンズ『XF 90mm F2』の登場が控えているからです。このレンズは、手振れ補正を搭載しない明るい中望遠レンズ。絞り開放でも画質低下が少ない高品質レンズなため、ユーザーが積極的に絞り開放で表現させたいことを望むはずです。そうなってくると、現在の1/4000秒ではNDフィルターを使用しないと絞り開放を存分に使えない可能性が出てくるでしょう。実際『XF56mmF1.2 R』がラインナップに加わったときに高速シャッターの要望は多かったようです。
現在のラインナップでは、『X-T1』と『X100T』に電子シャッターながらも1/32000秒の超高速シャッターが搭載されているので、新しいX-Proに搭載されないほうが不思議でしょう。
4K動画記録
もうひとつ大きな新機能をあげるなら『4Kビデオ』の搭載の可能性もあがっています。
実際、富士フィルムではXシリーズ等に搭載するための動画機能の開発がおこなわれています。と言っても、Xシリーズはスチル撮影がメインのカメラなので、LUMIXのようにAFスピードや高レートな動画記録を期待してはいけません。どちらかといえば『動画から綺麗な画像を切り出せたら便利!』に注目しています。もし、X-Pro2に搭載されなくても、X-T2あたりには載せてくると思います。
それで『新しいX-Proはいつ登場するの?』ってことなのですが、有力なのが2015年9月ごろとの噂が多いようです。
そうそう、他の新モデルにX-T1の弟分になる『X-T10』の登場もささやかれているので、予定通りにいけば新型が2台拝めそうです。