冨士フイルムが、新規のカメラを開発している情報が海外で上がっています。この新型ボディのカメラは、APS-Cセンサーを搭載するXシリーズ最上級のモデルとして研究開発されているようです。
FUJIFILMのラインナップで、APS-Cのイメージセンサーを搭載したフラグシップモデルといえば『X-T2』ですが、予測が難しいスポーツ撮影が得意なカメラとはまだ言いにくく、プロのスポーツカメラマンの業務用カメラとして多くは採用されていません。
XシリーズのAF精度は、ユーザーである私も良好と感じていますが、合焦スピードを含めてアクションの大きい被写体撮影では過度な期待はしていません。しかし、新しい最上級モデルは、AF部分にも優れた技術を投入するようです。
新シリーズは究極性能
噂のAPS-C最上級機では、ハイレベルな動的被写体の撮影に大きくポイントをおいて開発しているらしく、一眼レフ並みのハイスピードAFと精度を実現するものでしょう。また、このカメラには優れた動画記録性能も合わせ持つようです。
ちなみに、噂情報を箇条書きするなら以下のとおりになります。
- デザインはX-Tシリーズに近いが、モデル名は別になる。
- 高精度でハイスピードなAF。
- 非常に優れた動画記録性能。
- 性能に見合った高価な販売価格。
このハイエンドAPS-C Xシリーズは、素晴らしい高性能モデルなのですが、価格はかなり高額になるようです。
また、今回の噂には上がっていませんが、搭載されるセンサーはPanasonicと共同開発した『有機薄膜CMOSイメージセンサー』になるかもしれません。このセンサーが載ったら衝撃的(価格も)なモデルになるでしょう。
まだ登場時期などの情報は上がっていないのですが、個人的には、2020年に開催される『東京オリンピック』前にはアナウンスされると思っています。世界が注目するスポーツの祭典で、ミラーレスカメラ『X-H1』の性能をアピールするのではないでしょうか?