[FUJIFILM X-E3]小型化・新操作系の採用

ここでは、FUJIFILM X-E2の後継機『X-E3』の噂・予想・発売情報を更新しています。

ボディ小型軽量化

まず嬉しいことに、新しい[X-E3]ではボディが小型化されます!

フジノンレンズには、XF27mmF2.8、XF18mmF2 R、XF35mmF2 R WRなどの小さくて軽量なレンズがそろっています。これらのレンズを[X-E1]や[X-E2]に装着すると、小さいスナップカメラとして活躍してくれるわけです。小型スナップカメラが欲しい[X-Pro2]や[X-T2]を所有するユーザーは試してみる価値が大いにあります。

とくに[XF27mmF2.8]レンズは、高画質なうえ薄型軽量であるため「もう少し小さいボディがあれば…」といった、レンズ交換式カメラでありながらも、わがままな欲求が出てくるわけですが、この願いは叶うようです。

チルト式モニター

新しいX-E3は、小型軽量の方向性で開発されているため背面チルト式モニターは採用されません。

X-Eシリーズへのチルト式モニター採用については賛否両論あるかもしれませんが、現在の冨士フイルム開発チームでは、レンジファインダー型(箱形)カメラに可動式モニターを搭載することを優先的に考えていないと思います。

理由としては、可動式モニターを採用することで『背面がスマートでなくなる』といった見た目のイメージが一番大きいのではないでしょうか。

個人的には、可動部分が増えるとラフな扱いで破損する可能性が高くなるため、X-Eシリーズ・X100シリーズでは可動式モニターの必要性を感じていません。

上位モデル操作系を導入


さて、X-Eシリーズ最新型の[X-E3]では、新型および上位モデルで採用されているパーツや操作系が採用されることになります。

新装備ダイヤルとスティック

X-E3は小型軽量路線で開発されるため、物理的な操作系を新たに採用する可能性は低いと思っていましたが、新設計ボディにはダイヤルやスティックコントロールが搭載されます。

一番の注目点は[X100F]に採用されている『フロントコマンドダイヤル』と、ISO/シャッターを複合ダイヤルにした『Built-In ISOダイヤル』が採用されることです。

また背面には、縦・横・斜めと8方向に動くレバー『フォーカスレバー』が搭載され、素早くフォーカスエリアが変更できるようになります。

センサーとエンジン

イメージセンサーと画像エンジンは、現在アッパーグレードにも採用されているユニットが搭載される。

センサーは、24MPの非周期性カラーフィルター配列の光学ローパスフィルター[X-Trans CMOS III]。画像処理エンジンは、処理速度が従来の約4倍の[X-Processor Pro]を採用。

その他

その他の機能としては、コンパクトカメラなどにも搭載されることが多いBluetooth機能を採用するもよう。またX-E3には、他のモデルには採用されていない新機能を搭載する可能性があるようです。

この小型軽量で高性能な[X-E3]の発表は、2017年の秋頃と予想されています。

FUJIFILM X-E3

FUJIFILM X-E3

レンズキット

ボディのみ