発売から1年も経たないうちに生産完了した『FUJIFILM X70』ですが、後継機『X80』の開発が現在進んでいる情報が海外で上がっています。
FUJIFILM X70は、単焦点レンズとAPS-Cサイズのセンサーを搭載したプレミアムコンパクトカメラ。背面モニターが180度可動することで自撮りを可能にしていました。
発売1年もたたず生産完了のX70
しかし、冨士フイルムが満を持して発売するも、発売当初から販売数は大きく伸びることはありませんでした。そのうえ、決定的な障害になったのが『2016年熊本地震』の発生でした。
この大地震によって、熊本のセンサー生産工場の供給が停止したことと、『X-T2』に搭載する新型センサーの増産によって旧センサーの継続生産が無理になったことでしょう。
このような運の無さが、X70を早期生産完了へと導いてしまいました。
ところが、発売当初の立ち上がりは大人しめだったものの、X70はユーザーから好印象だったこともあり、次期モデル開発にGoサインを出しました。
まだ後継機モデルの具体的な仕様は明らかになっていませんが、搭載されるセンサーは『X-T2』などに搭載される新型センサー［X-Trans CMOS Ⅲ］に間違いはないでしょう。たぶんボディはX70の型を継続採用だと思います。
個人的には、簡易的なEVFが搭載されると嬉しいのですが、たぶん可能性は非常に低いでしょう。