FUJIFILM X-T20【新型・発表】

冨士フイルムは、Xマウントのミラーレスカメラ『FUJIFILM X-T20』を正式発表しました。発売は2月下旬を予定しています。

店頭販売価格(すべて税別)は、ボディ単体が〔105,000円〕前後、レンズキット(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)が〔140,000円〕前後と思われます。

機能・仕様


『X-T20』は、人気モデルだったX-T10の後継機モデル。

ボディは先代と同型フレームを採用したマイナーチェンジモデルですが、カメラボディの心臓部ともなるイメージセンサーには「X-Trans CMOS III」、画像処理エンジンには「X-Processor Pro」と、上位モデルと同スペックのユニットを搭載しています。

同じくフォーカスシステムも『X-T2』に採用されている像面位相差AFエリアの拡大とAFアルゴリズムを見直して高速AF(最速0.06秒)を実現している。その他、ライブビュー撮影では〔5.0コマ/秒〕の高速連写、起動時間〔0.4秒〕、シャッタータイムラグ〔0.050秒〕、撮影間隔〔0.25秒〕とシステム全体を高速化させています。

最高連写速度は8コマ/秒。連続記録枚数は83枚(jpg)です。

AF測距点を従来モデル(X-T10)の49点から91点(最大325点)に拡大。さらに、高速・高精度の位相差AFエリアは画面中央の横50%、縦75%で、広い面積をカバーしています。
AFモードは1点を確実に捉える「シングルポイント」、動体に向く「ゾーン」、それに「ワイド/トラッキング」の3種類の設定を備える。

また、記念撮影からポートレートまで活躍する「顔検出/瞳AF」から、機能性を追求したMFも搭載し、多彩なフォーカスモードに対応。

操作系では、ドライブダイヤルに「動画ポジション」を追加。静止画撮影から動画撮影への切り替えを瞬時に可能としている。また、露出補正ダイヤルにはX-Pro2などの上位モデルと同じく「Cポジション」を追加。コマンドダイヤルとの併用で最大±5段の露出補正が可能。

液晶モニターは、静電式タッチパネルディスプレイ(約104万ドット)をシリーズモデルとして初めて採用。また、解像度も約92万ドットから約104ドットとアップしています。

動画記録は4K動画撮影(100Mbps、連続最大約10分まで)を採用。入出力端子にはHDMIモニター出力や外部マイク入力にも対応しており、本格的な動画撮影が行える。その他の設定では、フルHD(36Mbps、連続最大約15分まで)、HD(18Mbps、連続最大約30分まで)の動画撮影に対応させている。

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