Carl Zeiss Touit 2.8/50M macro:Xマウント等倍撮影

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カールツァイスより、XマウントとEマウント専用のマクロレンズ「Touit 2.8/50M 」の発売に関する情報が正式に発表されました。
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フジノンレンズにも優れた光学性能を持った「XF60mmF2.4 R Macro」という名レンズが存在していますが、最大撮影倍率が0.5倍と等倍撮影には対応していませんでした。

なので、カールツァイスからXマウント用のマクロレンズ開発の噂を聞いた時には「等倍撮影が出来たら良いな!」と淡い期待を持っていたのですが、それが現実のものとなり嬉しい限りです。

でも、販売価格が数千ドルするかも?って噂を聞いた時には「あ、買えない…」と落胆したものですが、アナウンスと言うフタを開けてみれば、1000ドル程度での販売と聞いて「買える!」と小躍りしています♪

Carl Zeiss

Touit 2.8/50M macro 仕様

Focal length 50 mm
Aperture range f/2.8 – f/22
Focusing range 0,15 m (6.02 ″) – ∞
Number of elements/groups 14/11
Angular field, diag./horiz./vert. 31° / 26° / 18°
Coverage at close range 23,5 x 15,6 mm (0.93 x 0.61″)
Filter thread M52 x 0,75
Dimensions (with caps) E: 104 mm (4.09″)
X: 108 mm (4.25″)
Diameter of focusing ring E, X: 65 mm (2.56″)
Weight E, X: 290 g (0.64 lbs)
Camera mounts E-Mount
X-Mount

このマクロレンズで気になったのが、50ミリの焦点距離。
APS-C専用設計のレンズなので、35ミリフィルム判換算で75ミリです。結構珍しいレンジを狙っていると思うのですが、それがまたオリジナリティが高い描写を生みそうで、興味深いです。
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開放値はF2.8で、この辺りは定番ライン、最小絞りはF22。適合フィルター径は52ミリです。
最短撮影距離は0,15 mと短かく、等倍撮影は被写体に最接近状態になります。この辺りは望遠マクロが登場すると昆虫等は狙い易そうですので今後に期待しましょう。

構成レンズには非球面レンズ2枚、異常低分散ガラスによるレンズ2枚を使用して色収差を最小に抑えたようです。気になるボケを表現する絞り羽根は、9枚仕様となっています。

重量は290gと軽量ぶりが嬉しい。
これで、どのXマウントカメラでも装着バランスは良いでしょう。
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レンズ外観は、デザインを含めて既に発売済のシリーズと同じコンセプトで設計デザインされており、Xマウントのレンズのみ、絞りリングが搭載されます。デザインはかなりスマートでモダンなルックスなので、クラシカルデザインのフジ機とのコーディネイトはどうでしょうか?

まだ日本での発売は未定になっていますが、発売は間違いと思われますので、今から購入資金を用意するべく頑張らないとイケナイです。
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さて、XF60mmF2.4 R Macroと比べてどの様な表現の違いがあるのか、今から登場が楽しみです。

Touit 2.8/50M macro

Touit 2.8/50M

特長:
Touit 2.8/50Mは最短撮影距離における等倍撮影が可能なTouitファミリー初のマクロレンズ。
歪曲収差、色収差、湾曲収差、コマ収差、非点収差を極限まで排除し、目に見えるままを再現しうるこのレンズは被写体細部まで鮮明に写し込む近接撮影はもちろんのこと、風景やポートレートといった中望遠撮影にも性能を発揮します。
レンズ構成:
11群14枚
絞り羽根枚数:
9枚
最大撮影倍率:
1倍(等倍)
外形寸法:
108mm x 65mm
質量:
290 g
フィルター径:
52mm(リンク先はレンズアクセサリーです。)